平成24年度試験の合格にむけて
今年は10月21日に試験がありますね。
試験範囲を一通り勉強してきた方々は、ラストスパートをかけつつ、今年は何が出題されるのか、と思案しているのではと思います。昨年度の試験問題(午後)とその解答を概観して思ったのは、ネットワークスペシャリストに求められているスキルは基本的には変化していない、ということです。
昨年はDRM、UTM、GPSなどの比較的近年の技術について出題されている部分があり、、こういった「新技術動向」を把握することはまず必要です。ただ、出題のレベルは幸いにして浅く、日経ネットワーク等の雑誌を定期的に読んでいる方であれば特段の対応は必要ありません。新技術動向に「疎い」方は一冊でもこの手の雑誌を読んでみてください。勉強時間に対する得点効率はきっと悪くないはずです。。。
午後の問題について例年言えるのは、、計算問題を確実にとれるか否かで勝負が決まる、ということです。一見設問は難しそうですが、ネットワークに関する基礎知識があれば、あとは大学受験の国語の問題と同じです。どちらかというと、文章能力の問題であり、過去問で訓練を積んで、当日冷静に対処すれば解けます。
そのほか、ネットワークの技術としておさえておくべきは、やはり、冗長化技術(VRRP)、VoIP、VLAN、セキュアな認証技術、だと思います。
試験にむけて相当の努力を重ねてきたことと思います。試験にチャレンジされる皆様の努力が報われることを祈念しています。